Substack初心者のあなたには気づいていない価値がある
「何もない人」ほど、実はたくさん持っている。
編集者を長くやっていると、何度もそう思う場面があります。
本人は本気で言うんです。
「私には、書けることなんてありません」
「人に伝えられるような経験もないです」
「まだ実績もないし、何者でもないので」
でも、少し話を聞いてみると、まったく違う。
仕事で何度も乗り越えてきたことがある。
家族との関係で、ずっと考えてきたことがある。
過去の失敗から、いまの価値観ができている。
誰かに言われた一言で、人生の見方が変わっている。
ただ、それを本人が「価値」だと思っていないだけなんです。
Substackを始めたばかりの人がつまずくのもここ。
すごい実績がないと書けない。
専門家じゃないと発信してはいけない。
読者に伝えるものがないと、ニュースレターなんて出せない。
そう思ってしまう。
でも、僕はそうは思いません。
Substackで最初に必要なのは、
すごい肩書きではなく、自分の中にある価値に気づくことです。
多くの場合、価値がないのではなく、
自分では価値として見えていないだけ。
自分にとっては当たり前すぎる経験
途中でやめてしまったと思っていること
人に話すほどではないと感じていること
まだ成果になっていない途中の悩み
失敗したまま、うまく整理できていない出来事
そういうものの中に、実はSubstackで書ける価値が眠ってたりします。
Substackは誰もが自分らしく発信できる場所です。
まだ何者でもなくても、
今考えていること、迷っていること、
試していること、自分なりに変わってきたことを、
読者との関係の中で育てていける場所です。
Substack初心者が
自分の価値を見つけるための方法を
3つにわけて書いてみます。
① 「実績」ではなく「変化」を見る
大事なのは、自分の価値を実績だけで判断しないこと。
「まだ大きな成果がない」
「売上を出したことがない」
「フォロワーも少ない」
「有名でもない」
「専門家と言えるほどではない」
そう思うと、書く前に止まってしまう。
でも、読者が読みたいのは、必ずしも大きな実績だけではない。
Substackの読者は「あなたがどう変わってきたのか」の物語を読みたいんです。
昔の自分は、何に悩んでいたのか
何がわからなかったのか
どこでつまずいたのか
何をきっかけに、見方が変わったのか
今なら、同じ悩みを持つ人に何を伝えられるのか
この流れにすると、あなたの経験はただの思い出ではなくなります。
たとえば、Substack初心者なら、こんなテーマが書けます。
「最初の1本を書くまでに、なぜこんなに怖かったのか」
「記事とNotesの違いがわからず、迷った話」
「登録者数にとらわれすぎて、書く目的を見失いかけた話」
「誰にも読まれないと思っていたけど、1人の反応で救われた話」
「始める前と始めたあとで、発信への考え方がどう変わったか」
どれも、ものすごい成功談ではありません。
でも、同じ場所で立ち止まっている人にとっては、十分に価値があります。
なぜなら、読者は「完成された正解」だけを求めているわけではないからです。
自分と同じように迷った人が、何を考え、どう一歩進んだのか。
そこに救われる人がいます。
だから、Substack初心者は
「自分にはまだ実績がない」と考えるより、
自分は何が少し変わったのかを見てみるといい。
変化は、立派な発信テーマになります。
② 「当たり前」を疑ってみる
自分の中の「当たり前」を疑ってみること。
人は、自分が自然にできることほど価値として見落としているものです。
たとえば、
人の話を聞くのが得意。
失敗しても、なんとか立て直してきた。
仕事でずっと続けてきた工夫がある。
家族との関係で学んだことがある。
人間関係で何度も悩んできた。
文章を書くときに、自然と気をつけていることがある。
SNSで傷ついた経験から、言葉の使い方に敏感になった。
本人にとっては普通でも、
読者にとっては「それを聞きたかった」ということがあります。
僕もnoteメンバーシップ「しばじゅん編集部」で参加者の方と話していても、よく感じます。本人は「何もない」と思っていても、話を聞いていくと、実はたくさんの価値を持っている。
自分では価値がないと思っていた経験の中に、読者に届く種がある。
中途半端だと思っていたことの中に、その人らしい視点がある。
話すほどではないと思っていた出来事の中に、発信テーマがある。
つまり、自分に価値がないのではない。
価値の見方が、まだ自分の中で整理されていないだけです。
Substackは、その「当たり前」を言葉にしていく場所でもある。
たとえば、あなたが普段から自然にやっていることを、こう問い直してみてください。
なぜ、それを大事にしているのか
いつから、そう考えるようになったのか
昔の自分は、それができていたのか
できるようになるまでに、どんな失敗があったのか
同じことで悩んでいる人に、どう伝えれば役に立つのか
ここまで掘りさげると、ただの当たり前が記事になる。
自分にとっての普通は、誰かにとっての発見です。
ここに気づけると、Substackで書くことに困らなくなります。
③ 「誰の役に立つか」まで考える
最後は、自分の経験を「誰の役に立つか」まで考えること。
経験は、そのまま書くと「日記」になります。
でも、読者を意識して編集すると、記事になります。
たとえば、
「Substackを始めたけど、全然読まれなくて落ち込んだ」
これだけなら、ただの日記です。
でも、
「Substackを始めたばかりで、反応がなくて不安な人へ。私も最初は登録者数ばかり見て落ち込んでました。でも、そこで気づいたのは、最初に見るべき数字は登録者数ではなく、ノートを継続した日数だったんです」
こう書くと、読者に向いた記事になります。
大事なのは、自分の話で終わらせないこと。
自分の経験を通じて、読者に何を渡せるか
自分の失敗から、読者が何を避けられるか
自分の迷いから、読者が何に気づけるか
自分の変化から、読者がどんな一歩を踏み出せるか
ここまで考えると、発信は一気に読者のものになる。
Substackで大事なのは、すごい情報を出し続けることだけではありません。
読者があなたの視点を通じて、自分のことを考えられるようになることです。
「これは自分のことかもしれない」
「自分も同じところで止まっていた」
「この人の経験を読むと、少し安心する」
「自分も書いてみようと思えた」
そう思ってもらえたら、あなたの発信には価値があります。
たとえ登録者がまだ少なくても。
たとえ文章に自信がなくても。
たとえ始めたばかりでも。
誰か一人の役に立つ言葉は、もうそれだけで「価値」です。
価値は、自分一人では見つけにくい
ここまで3つの方法を書いてきました。
実績ではなく、変化を見る
当たり前を疑ってみる
誰の役に立つかまで考える
この3つを試してみるだけで、自分の中にある発信の種はかなり見つけやすくなります。
ただ、正直に言うと、自分一人で考えるのは難しいこともあります。
なぜなら、自分のことは自分が一番見えにくいからです。
「こんな経験、普通ですよね」
「これって書いていいんですかね」
「誰かの役に立つとは思えないです」
「まだちゃんと成果になっていないので」
そうして、自分で価値を小さく見積もってしまう。
でも、他者の視点が入ると変わります。
それ、記事になりますよ。
そこに読者が共感しますよ。
それは同じ悩みの人に届きますよ。
その変化こそ、あなたの強みですよ。
そう言われて、初めて自分の中の価値に気づくことがある。
僕が運営しているnoteメンバーシップでも、いちばん大事にしているのはここです。
ないものを無理に作るのではなく、すでにあるものを一緒に見つける。その人の経験、悩み、変化、言葉にならない想いを整理して、読者に届く形にしていく。
Substackでもnoteでも、発信の本質は同じです。
自分の中にあるものを、読者に届く形に編集すること。
もし今、Substackを始めたばかりで、
「自分には価値がない」
「何を書けばいいかわからない」
「まだ人に届けられるものがない」
と思っているなら、少しだけ見方を変えてみてください。
あなたに価値がないのではない。まだ、自分の価値の見つけ方を知らないだけなんです。
まずは、自分にこう聞いてみてください。
昔の自分は、何に悩んでいたのか
今の自分は、そこから何が少し変わったのか
自分では当たり前だと思っていることは何か
それは、誰の役に立つのか
その答えの中に、あなたの次の記事の種があります。
一人で書いて、一人で迷う時間を終わらせたい方は、しばじゅん編集部も覗いてみてください。
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ぜひ、Substack一緒に頑張っていきましょう。


しばじゅんさん、こんにちは☺️どのメディアにもスゴい人がたくさんいて、自分には何もない…と思ったりもしますが、私には私にしか書けない経験や想いや変化がある!と信じてコツコツ書き続けてみたいなと思えました。それでも迷うときには、しばじゅんさんを頼ろうとも思いました🙈
何かしら持っているんだろうけど、表現が下手くそ過ぎて届かない人もいるんだろうな、とも思います…(自戒)😅