SNS一本足で収益を失いかけた僕が、Substackで組み立てをゼロから変えた話
投稿しようと、いつもと同じアプリを開く。
そこには読者がいて、反応もある。「このSNSをもっと育てよう」と思って、投稿ボタンに指をかける。
でも、ふと不安になる瞬間がある。
「ここだけに頼っていて、大丈夫かな?」
その不安の正体を、今日は掘り下げてみます。
一か所に集めたくなる、あの気持ち
発信を続けていると、だんだん一つの場所が「自分の家」みたいになってきます。
そこに読者がいて、会話がある。だったら、その場所をもっと育てよう。そう思うのは自然なんですよね。僕もそうでした。
ある時期、僕は発信の大半を一つのチャネル(SNS)に寄せていました。そこで人が集まり、収益も生まれていた。
うまくいっている実感があったんです。
でも、その「一つの場所」が、ある日ごっそり効かなくなった。
プラットフォームのルールが変わっただけで、積み上げてきた手応えが消えていく。自分は何も変えていないのに、です。
あのとき僕は、発信の組み立てをゼロから考え直しました。
一か所に全部を預けるのは、思っている以上に危ういこと。それを、いちばん痛いかたちで学んだんです。
「集める場所」と「届ける場所」は分けたほうがいい
前回の記事で、「SNSは会話、Substackは約束」という話を書きました。同じ言葉を、場所だけ変えて出しても薄くなる。だから役割を分けたほうがいい、という話です(読んでいなくても、今日の話はわかります)。
今回はもう一段俯瞰して、こう言い換えてみます。
発信には、「集める場所」と「届ける場所」がある。
SNSはどれも同じように見えて、向き不向きがあるんです。
①思想を語り、仲間を集める場所
たとえば、僕の場合はこんな感じです。
「自分はこれからどうしていくか」を語る場所
AI時代に、個人がどう発信していくかという話をする
すぐに何かを売る場所じゃなく、共感でつながる場所
②実践を届ける場所
こちらでは、こんな話をします。
「では、あなたは何を書いて、何をするのか」を語る場所
自分のリストを持ち、直接届けられる場所
プラットフォームのルール変更に左右されない自分の土地
思想は大事です。でも、思想だけを語り続けても、読者は次の一歩を踏み出せません。実践方法だけを届けても、なぜそれをやるのかまでは伝わりません。
だから、分けるんです。そして、思想の場所から実践の場所へ、そっと橋をかける。
なぜ、一か所に集めないほうがいいのか
もう少しだけ理由を掘り下げます。
理由は3つあります。
①借りている土地には、家を建てられない
読者がいる場所は、じつは自分のものじゃない
そこのルールが変われば、届く相手も届き方も変わる
自分でリストを持つことで、その不確実さから少し自由になれます
②同じ場所だと、温度差が生まれる
思想を読みに来た人に、なにかを売っても距離がある
場所を分けることで、それぞれの温度に合った話ができる
③一本足だと、こわくて動けなくなる
稼ぎ口が一つだと、その一つを守ることに必死になる
攻めた発信ができなくなって、当たり障りのないことしか書けなくなる
逃げ道が複数あると、人はかえって思い切ったことが書ける
では、どこから手をつければいいのか
とはいえ、いきなり複数の場所を完璧に回そうとすると、ザルで水をすくうような状態になります(笑)
だから、順番があるんです。
まずは、今いちばん反応がある場所を「入り口」に決める。そこを、思想を語る場所にします。
僕の場合はこの「入り口」がSubstackです。
訪れた人が「もっと知りたい」と思った頃に、次につながる橋を架ける。無料で受け取れる、小さな案内でいいんです。
「この続きは、こっちで届けています」
そう言える場所を、一つ用意しておく。僕の場合はこれが独自メルマガです。それだけで、借りている土地から、自分の土地へ人を連れていけます。
自分は売るものがないという人も多いと思うけど、商品はまだなくてもOKです。
読者がどのテーマに反応して、どのテーマに返信をくれて、どのテーマの記事を保存してくれるのか。それを見てから、その人たちが求めている変化に合わせて、商品を作ればいいんです。
最初から完璧な家を建てなくていい。
まずは、一本足で立つのをやめること。
◆Before:反応のある一か所に、全部を積み上げる
↓↓↓
◆After:思想で人を集めて、自分の土地へ誘導する。
これが二本足で立つということです。
ひたすら一本足で発信していくか、発信を二本足にするかで、同じ発信でも、こわさがずいぶん減るんですよね。
一か所に預けすぎず、でも散らかしすぎず。自分の土地を少しずつ広げていく。そんなつもりで今日も書いています。
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P.S.
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カズ社長です
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しばじゅんさん、一本足だと守りの発信になってしまうっていう部分にドキッとしました!
入口と届ける場所を分けると、発信にもゆとりが生まれそうです!