あなたが自分の商品を持つと変わる「3つ」のこと
正直に書きます。
僕は長いあいだ、「自分の商品を持つ」という言葉が、あまり好きじゃありませんでした。
もちろん書くのは好きだし、読んでもらえるのもうれしい。
でも、そこにお金の話が入ってくると、急に居心地が悪くなる。
好きに書いてきたもの
が、売り物に変わってしまう気がして。
同じような感覚、ありませんか。
今日は、その居心地の悪さの話から始めます。
雑誌にお金を払ってもらうのは、平気だったのに
不思議なんです。
出版社にいたころ、僕がつくった雑誌に読者がお金を払ってくれることに、抵抗はまったくありませんでした。
逆に、ありがたかった。
数百円を出して、レジまで運んでくれる。その重みは、いまでも覚えています。WEBの記事だって、その先に広告や課金があることを、当然のこととして受け止めていました。
なのに。
自分の名前で書いたものにお金をもらうとなると、急に手が止まるんですよね。
「雑誌ならいい。でも、僕個人の言葉に、そんな価値があるだろうか」
たぶん、看板の裏に隠れていたかったんだと思います。
会社の名前がついていれば、値段は会社が決めたもの。自分の名前しかないと、値段が自分の値打ちみたいに見えてしまう。
この居心地の悪さって、真面目な書き手ほど強いんじゃないかな。
「読まれる」と「使われる」は、別のこと
商品を作りましょう、と言われて、すぐ動ける人って少ないと思うんです。
「まだそんなレベルじゃない」
「無料で読んでくれてる人に、お金の話をするのは申し訳ない」
ただ、一つだけ見方を変えてみてほしいことがあって。
無料で読まれた記事は、読んで、共感して終わることが多いんです。
でも、お金を払って受け取ったものは、読者が「使おう」とする。
読まれるだけで終わるか、その人の手元で使われるか。
ここが分かれ目なんだと思います。
商品を持つと、この3つが変わってきます。
①読者との関係が、深くなる
使うから、変化が起きる
変化を経験した人はあなたのことを忘れない
読んだだけの人と、変わった人。
距離がまるで違います。
②書く覚悟が、変わる
売りものだと思うことで筆力が上がる
自分の言葉に責任が生まれる
それが、文章の重みになって出てくるんだと思います。
③発信が、続けられるようになる
無料だけで書き続けるのは、思っている以上に体力がいる
収入があることで書く時間を確保できるようになる
続けられるから、読者に届く
ここは、きれいごとじゃなく現実的な話。
では、どんな商品を作ればいいのか
とはいえ、いきなり完璧なものを作ろうとすると、一年経っても何も出せません。
順番があります。
先に商品を考えるんじゃなくて、読者の「変化」を先に見る。
どの記事にコメントが来たか
どのテーマに返信が来たか
どの記事を保存されたか
そこに、読者が求めている「変化」が表れています。
「変化」を起こせるものを、小さく作る。それが最初の商品でいいんです。
売るものを作るんじゃなくて、使ってもらえるものを作る。
順番はいつも、そっちからです。
最後に
商品を持つことは、書き手が読者から離れることじゃなく、読者に近づくこと。
読んでもらって終わりだった関係が、その人の手元で使われるところまで届く。
会社の看板がなくても、有名じゃなくても、「あなたの言葉」が相手の役に立つもの、使ってもらえるものなら、自信をもって値段をつける。
それが、これから「一人メディア」のあり方です。
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P.S.
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そちらもぜひお読みください。


お金って扱う側の気持ちで全然違う色がついていきますねー!
しばじゅんさん、長文失礼します🙇♀️💦
私は物語を書いている者です。
これまでは、「読んでいただけるだけでありがたい」「感想をいただけたら嬉しい」と思いながら、無料で公開してきました。
でも最近、無料だから読んでいただけるのかな、仲良くしてくださっているから感想まで寄せてくださるのかな、と考えることがあります。
私が書いているのは官能小説なので、「このジャンルだから無料のままで…」と、どこかで言い訳にしていた部分もありました。
でも、有料で届けてみなければ、本当に作品そのものに価値を感じてもらえているのか、自分では分からない。
価格に見合う物語を書けているのか。
それを知るためにも、一度きちんと有料作品として世に出してみようと思えました。
しばじゅんさんの記事を読んで、私も一歩踏み出してみようと思えました。ありがとうございます。